TermViewerのアップデートによりiPadでマウスが使えるようになったとの情報がありました。
調べてみると確かに使えるのですがハードルが高くなっています。
TeamViewerでマウスが使用可能
2017年3月21日のアップデートによりTeamViewerでマウスが使えるようになったとのことです。
ただし、使えるのはSwiftpoint GT Mouseという製品だけです。
2015年から販売されていて新しいものではありません。
親指ぐらいのBluetooth接続マウスでタッチペンに相当する突起があり、それを使ったタッチ操作もマウスを持ったまま行えるようです。
ただし、Swiftpoint GT Mouseが使えるのは接続をサポートする一部のアプリに限られるようです。
iOS 10がサポートしているわけではないので通常の操作ではSwiftpoint GT Mouseはタッチペンとしてしか機能しません。
iPad Proでのマウスの必要性
使えるアプリはリモートデスクトップアプリばかりです。Swiftpoint GT Remote Desktopだけは32bitアプリなのでiOS 11で使えなくなります。
確かに「マウスを使えたら」と思うのはパソコンを使っている場合ぐらいです。
一般的なiPadアプリは指やiPad ProならApple Pencilで十分操作できますのでマウスは必要ありません。
問題は価格
現在、Swiftpoint GT Mouseの価格はAmazonが販売するもので17,772円、正規輸入代理店が販売するもので16,800円です。
マウスにこれだけの金額を払える人はそうそう居ないでしょう。
ただし、Swiftpoint GT MouseはiPad専用というわけではなく、Surface Proなど一般的なBluetoothを使えるパソコンでも使えるそうです。
ノートパソコンでもパームレスト上で操作できるので電車で座りながらの操作も可能とのことです。
まとめ
リモートデスクトップをiPad Pro 12.9インチで使っていると、まるでWindowsパソコンを使っているように快適なのですが、唯一マウスが使えないのが難点です。
Apple Pencilで代用していますが、Swiftpoint GT Mouseが使えると格段に使い易くなることは分かります。
ただ、値段が……
価格よりも利便性を取るなら検討されてはどうでしょうか。
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