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日本初のUltra HD Blu-rayソフトが発売、でも再生できるのは1機種のみ

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いよいよUltra HD Blu-rayのソフトが発売されるそうです。

ただし、現状では再生できるのはPanasonicのDMR-UBZ1のみで、対応する4K TVも限られます。

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日本初のUltra HD Blu-rayソフトが発売

日本初のUltra HD Blu-rayソフトが発売されます。

HDRの良さを確認できる夜景の環境ソフトです。

現状での再生環境は1機種のみ

現状でUltra HD Blu-rayを再生できるのはPanasonicのDMR-UBZ1のみです。

再生した映像を映し出す4K TVはHDCP 2.2対応のHDMI端子を持っていることが必須です。更にHDMI 2.0の拡張仕様に対応していないと色域が制限されUltra HD Blu-ray本来の良さが出せないそうです。

Ultra HD Blu-rayとは

こちらの記事で詳細に説明されています。

まずロゴですが、こちらになるそうです。

UHD-BD-Logo-01

メディアは現行のBDXLと同じものを使いますので3層100B、4層128GBとなります。更に2層が加わりますが、BDと同じ25GBの2層の50GBではなく、BDXLと同じ33GBの2層で66GBになります。

BDXLの2層という規格はありませんがBDXL対応のドライブなら読めると思われます。PanasonicのDMR-UBZ1も仕様上では2層66GBに対応しているとは書かれていません。

ならば、現行のBDXL対応ドライブを搭載したBDレコーダーでも再生できるはずなのですが、圧縮コーデックのHEVC(H.265)に対応していないため再生はできません。

パソコンソフトのPowerDVD 15はHEVC(H.265)に対応していますがUltra HD Blu-rayの再生には対応していません。PowerDVD 16で対応すると思われますが、HDCP 2.2対応のHDMI端子を持ったパソコン用4Kディスプレイというものは現行製品では無いようなので再生は難しいでしょう。

普及するかは疑問

DVDが出た時はPS2、BDでもPS3がそれなりの普及への足掛かりとなりました。しかし、Ultra HD Blu-rayに対応するゲーム機も出ませんし、スマートフォンやタブレットの普及で、放送やメディアでの視聴からネット配信での視聴が主流となりました。

AV機器メーカーとしては、4K放送が始まることで、その録画機としてUltra HD Blu-rayレコーダーを発売したいところですが、4K放送は録画させない方向に話が進んでいます。この問題が片付くまで、Ultra HD Blu-rayレコーダーの発売は難しいでしょう。

まとめ

日本初ということで話題性はありますが、再生環境が限られるため時期尚早な気がします。

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